BIGLOBE

BIGLOBE(ビッグローブ/URL:http://business.biglobe.ne.jp/mobile/appli/)は、大手企業であるNECの子会社である「NECビッグローブ」が運営するネット接続(ISP)・ポータルサービス企業です。

NECコーポレートコミュニケーション部

これまでWebビジネスを支援する数多くの法人向けサービスを展開してきた優良企業ではあったのですが、2013年10月10日に子会社を第三者に売却する意向であることを親会社であるNECコーポレートコミュニケーション部が発表をしました。

売却先は発表時にははっきりと決まっていたわけではなく入札による売却となる様子なのでこの記事を作成している時点では確定はしていませんが、これまで順調に業績を維持してきたNECビッグローブがなぜ売却されなければならないかということについてはさまざまな憶測がなされているところです。

NECコーポレートコミュニケーション部においては、かつてパソコン本体の製造や通信サービスを中心に運営がなされていましたが、インターネットが世間一般に普及していくことにより競合他社が増加し苦しい状態が続いてきていました。

かつてはドコモの携帯端末販売で莫大な人気を得ていた携帯電話製造業においては最終会計では400億円もの最終赤字を出してしまうほどの凋落ぶりもありましたが、その中においてNECビッグローブは営業利益率3~4%という同社グループ内では比較的安定的な収益を上げることができていた事業でした。

NECグループと並んでかつて日本国内のパソコン事業で大きな柱となっていたFUJITSUにおいても、同様のISPサービス提供企業として存在していたniftyが2009年に売却交渉を開始されるなど、一般向けインターネット事業はかなり急激なスピードで再編が進んでいるというのが実態のようです。

ビッグローブにおいてはもともとはWebサービスを提供することを事業の目的としていたのですが、NECグループそのものがBtoC事業において他社に遅れをとる部分が多くなってきており、そこでスマートフォン向けアプリ開発というBtoCはBtoBにシフトをしていきたい本社の意向とは別の方向にあるものと考えられるようになってしまったようです。

実績

しかしながらNECビッグローブという企業そのものが持つ技術力は決して低いものではなく、企画開発からアプリの申請までをワンストップでサービス提供できる工程力は業界内でもかなりレベルが高いものとして評価を受けてきました。

これまで開発してきたアプリの実績としても、人気のマンガコンテンツである「ONE PIECE」のキャラクターを使用した数多くのゲーム・ツールアプリケーションの他、Twitterを独自のインターフェイスで使用できる国産唯一のアプリである「ついっぷる」、チャット感覚でメールのやりとりができるようになる「クロストークメール」といった、使用者にとってあったらいいのにという部分に手の届く便利なアプリが数多く挙げられています。

売却により今後の動向にどう影響が出るかは気になるところですが、技術力と信頼性はぜひ維持していってもらいたいところです。

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